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聴くことの難しさ 

人の意見を聞く(聴く)ことの難しさは
永遠の課題と言っても過言ではないかと
思っています。

じっと黙って聞いていれば済むことじゃ
ないか?と思った方もいるでしょうか。
右の耳から入ったことが左の耳へ抜ける
という聞き方ではありません。
人の前で黙やーなることを言っているの
はありません。

「傾聴」
だいぶ前に東京で参加した家族信託コーディ
ネーター研修での出来事です。
参加者は、全国から集った弁護士、司法書士
不動産屋~方々でした。
家族信託(民事信託)名称がチラホラ出てき
た時期の話です。

そこで、ロールプレイ実践研修があったん
ですけど、、
難しい専門用語を使ってどう相談者さんに話
せるか?ということではありませんでした。

相談者さんの話したことを身を乗り出して
親身になって聞いているのか?
傾聴しているのか?

その聴く態度をセミナー参加者方々が
客観的に判断する、改めて考えてみると言う
ことへ大半の時間が割かれました。

これまでに経験を積んだ弁護士、司法書士の
いわゆる先生と呼ばれる方々への研修です。
今さら、聴くことの大切さって何だろう?

不動産屋~だったら分かりますよ。
はいはい、そうなんですね。
聞き流しながら、契約までこじつける
輩を少なからず見てきましたから。

士業の先生方にとっても「傾聴」は大切なん
だ、、新鮮に感じた研修内容でした。


何も士業の先生方に限ったことでは
ないと考えさせられました。
長年専門職についている人に染みついている
固定観念は、そうそう簡単に剥がせるもので
はありません。

また、知識の浅い専門職分野においても
知識のなさを誤魔化すために(知らないこと
を隠すプライド)
はいはい!そうですね
人の言ったことを聞き流す傾向にあることが
想定されます。

人のいうことを聴くことは、改めて大切
肝に銘じていこうと思ったという話です。

PS
昨日言ったよねー
いや、聞いてないよ~
分かった分かったって言ってたよね~

多分聞き流していたと思われる出来事です。
皆さんの家の中で勃発していませんか。
私はそうした出来事によく遭遇します。
気をつけていきたいと思っています。