Blog ブログ

傾聴 

「傾聴」:ネット引用
相手の話を、相手の立場に立って、相手の
気持ちに共感しながら理解しようとする。
相手の話を善悪の評価、好き嫌いの評価を入
れずに聴く。 相手の話を否定せず、なぜそ
のように考えるようになったのか、
その背景に肯定的な関心を持って聴く。

年を取ればとるほど
人の意見を聞くのが難しくなる傾向に
あるのかと思うことがあります。

また、専門家と言われている人ほど
決めつけが出てくる傾向がありますから
難しくなることがあるんだと思うことが
あります。(私見です)

また、忙しい世の中で
人の意見を聞いている余裕がないことも
関係してくるかと思うことがあります。

また、利益になるかならないかでも
傾聴が左右されることがあるかもしれないと
思うことがあります。

何がいいたいのか
って話ですけど

先日、不動産行政相談員をしている時に
感じることがあったことを書込みします。

長年思い煩っていた県外不動産物件(相続)
の相談で来所した相談者さんです。
・・・・内容省略します。・・・・

お隣に同席している行政担当の方が
とても難しい相談だと思ったので司法書士
相談日に再度来所するよう言おうかと
思っていたんですけど、よく解決しました
ねと言ったことから考えることが
あったんです。(自画自賛をしようとして
いるわけではありません、ご理解ください)

アドバイスを多く伝えたわけでは
無いんです。
不動産窓口担当員をしていて
話すことが多くなかったんです。

そもそも、窓口にに来られる方は
よく話します。よく話す傾向の方が
多いように思えます。

今回は、よく話すことに加えて
個人的に書込みしてきた相続相関図を見せ
て相談内容を話してくれました。(難解図)

身を乗り出して聞くことしか出来ない
状況にあったんです。難解な問題だと思った
ので、浅識なアドバイスを言うわけにも
いかず、ひたすら聞くことしか出来ない
状況になっていたんです。

結果、それが身を乗り出す態度に
なっていたんだと思っています。
*少々のアドバイスポイントしか言えず


帰り際に相談者さんが言った言葉
あ~すっきりした!
あなたのお名前をもう一度聞かせて?

金城です。

ありがとう、解決しそうです。
と帰っていきました。

何が解決したのか?って話です。
本当の解決は今後の動きに掛かっているので
本当の解決は未だ先の話ですから・・・

今回の相談者さんは
解決策(答え)を知ってはいるものの
その優先順位をどうすればいいのか?
知りたいだけだったのか
それとも、困りごとを吐き出しにきたのか?

いずれにしても専門家のアドバイスが必要
というよりも聞く人を必要としていたのか
と思ったと言う話でした。

「傾聴」難しいです。