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アパートの部屋面積 

土地活用コンサルを行う際に頭を悩ませる
ことの一つに1室当たりの面積をどれほど
にするのか?収支バランスとの関係で大切
なことがあります。

1K、1DK、1LDK
2K、2DK、2LDK 他

といったような括りでの面積ではなく
同じ表示でも面積のありかたと間取りを
どう工夫していくかを考えることです。

16室ある共同住宅で1室当たり面積が
3㎡増えたと仮定すると
3㎡×16室=48㎡
48㎡=14.52坪(約15坪)

約15坪×90万円(坪単価仮定)
=1,350万円(税込仮定)
*坪単価いろいろです。

1,350万円の借入(仮定)
25年返済 金利1.8%(投資用金利)
元利均等毎月返済金額 55,915円
*借入期間、返済金利異なることがあります

建築面積増大により固定資産税に及ぼす
毎月増金額(想定:月約7,000円)
*構造により異なります。

毎月(増)55,915円+7,000円
=62,915円
支払いが増えるからと言って家賃に転嫁
すると、相場との違いから空き室リスクに
繋がることもありますので注意が必要です

上記計算例からすると1室当たり3㎡増える
と約1室分の家賃収入が減ることに繋がりま
す。居住面積を決定する際のバランスって
難しいです。

我が国の家族形態別世帯数の推移という記事
を見て、これからのアパート面積をどう
コンサルしていくか?
考えていましたと言う話でした。
全国的な少子高齢化が顕著に表れています。
*参考データ クリックすると拡大します。