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勘所 

平成29年11月1日
今から約5年ほど前、コロナが世に出回る
ことを想像だにしなかった時

華の都大東京で、一流起業が参加する
不動産コンサルマスター研修会に参加し
コンサル事例プレゼンにチャレンジした時の
話です。
*当ブログにて複数回書き込みしています。
 ご了承ください。

ガタガタ~伝わってきますか?





プレゼン終了後に講師が言ったことを
最近、思い出すことがありました。
こんなことをアドバイスして頂きました。
記憶が曖昧な面がありますけど、、

「不動産コンサルの一環として行う事業資金
 借入相談を金融機関と接触し行う過程の
 難しさを、なぜ、前面に出さないのか?
 その説明を行うことで依頼者は不動産コン
 サル業務を依頼することの価値を見いだし
 てもらえると思うよ」 
 ・・アドバイス以上

土地活用、他で不動産コンサルを行う際
主に収支が成り立つか?ご親族間での問題が
解決する着地点を見出せるか
土地活用においては、近隣人口動態マーケ
ティング調査、家賃調査、間取り企画などを
を書面で説明し業務内容を説明しています。

そういえば
事業資金借入を行う際の銀行さんへの事業
計画書案作成から、借入交渉(借入額、金利
期間など)の相談過程を細かく説明すること
ほとんどありません。
不動産コンサルを行う上で借入が出来なけれ
ば、絵に描いた餅にしかなりません。
不動産コンサルの勘所とも言えます。

いちいち、説明するなんて・・
依頼者さんにとって結果が良ければ(建物完
成~満室入居)喜びを共有出来るし
借入の相談過程をいちいち細かく説明するな
んて、依頼者さんにとって、どうでもいい
ことじゃないだろうか?

不動産を長く続けていると、、
主に売買取引の経験を行っている脳だと
売買に至るまでに行われる隠れた業務なんて
ほとんど説明することはありません。
全てが結果主義だと思っていることが
あるのではないかと思っています。

売買取引では
契約し、引き渡しを行った瞬間に
お客様と喜びを共有することが
出来ます。

いちいち
この売買においてですね
売主さんと晩何時に会って、こんな打ち合わ
を行っているんです。
いちいち説明することはありません。

売主さん、買主さんからすれば
出来るだけ高く売れたか
出来るだけ安く買えたか
その結果が求められるからです。

不動産コンサルって行う業務の価値を
認めて貰えるかどうかに掛かっています。
その理由の一つに、不動産コンサルには
報酬規定が定められていないからです。

どんなに良い説明が行えたと(自己満)
説明側の不動産コンサルマスターが思っても
相談者さんが依頼する価値を
見出してもらえなければ成り立たない
仕事です。

何が言いたいのか
文章で表現するって難しさを感じます。
文才がないだけの話ですけど

来る14日(金)の琉球新報・かふう
不動産コンサルコラムには
「不動産コンサルティングの報酬について」
掲載されます。

今後も不動産コンサル業務を知っていただく
ために、不動産の困りごとを行う専門分野が
あることを知って頂けるよう取り組んでいき
たいと思っています。

不動産コンサル業務にご興味のある
同業者さんへ

コンサル業務について、お気軽にお尋ね
ください。一緒に学んでいきましょう。
一応、不動産コンサル協議会理事してます。
広報活動を兼ねて書き込みしてみました。