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ストロベリー事件 

こんな年になって、過去の恥をさらけ出す
恥ずかしい限りです。

約40年も前の恥ずかしい話です。
今更、40年前の恥ずかしいことなんて
気にしないほうがいいんじゃないか
と気にかけてくださる方もいるかと
思いますけど。

ストロベリー事件
その事件から約10年~15年ほどは
笑い話としてネタにして大笑いしてました
が、しかし
60歳にもなるとプライドが出てきたのか
恥ずかしい
隠したい
という気持ちです。

何歳になってもプライドは「壁」
ですからね
承知で恥をさらけ出すことによって
「初心忘れるべからず」
にでもなれるのかと思い
*前置き長すぎて

で・・・・・・「本題」
前回、ブログ記事の続きです。
21歳前後の時期だと思います。
グランドキャッスルのレストランで
ホールスタッフ(バイト生)として
働いていた時の話

測量関係の仕事から脱却して
なぜだか、不動産関係の仕事に付きたい
そう思って飛び込んだ
職場の話です。

当時勤めていた測量会社は、ダム建設の事前
測量などを請け負っていて
殆どが、急斜面の山、沖縄高速道から見える
高い山の上まで登って基準点測量を行うなど
ほとんどが山林の中での仕事でした。


会社の先輩が言っていたことを今でも
思い出します。
俺は、いい仕事をしているよな~
ゴチャゴチャと人間に囲まれることなく
人間関係に悩まされることなく
自然を相手に仕事が出来るんだから・・

えっ?
この仕事は、人間嫌いがやるものなのか
純粋な気持ちで入社した当時の自分にとって
将来が不安になるような、なんだか
モヤモヤとした気持ちになりました。
*全ての方が、もちろんそうであると
 言っているのではありません。
 ご理解ください。

そんなこんなで
叔父さんの言った言葉に左右され
将来をしっかり考えるのでもなく入った
業界です。

次第にやる気もなく
自分のやりたいことじゃない
なんだかんだで辞めました。

・・・・進路を考える期間あり・・・・

職人気質だと人と関わることがなくなり
山に入ってしまう人生なんていやだ
*意味不明ですけど

人と話すのが得意じゃない自分
とにかく生きていくには
接客を学ばなければいけない
学ぶには、一流の人がくる場所に
行かなければ、ならないはずだ

こんな感じの田舎者が憧れるのは
東京へ行こう!
一旗上げてやろう!
だと思います。

東京へ行く勇気なんてありませんし
行く宛もありません。
不動産の仕事をしたいわけで
接客を学ぶという目標がありましたので
別に東京じゃなくてもいんです。


なーふぁ(那覇市)です。
たまたま、首里城の近くに叔母さんが
住んでいて、首里に行った時に見かけた
高い建物

当時のイメージからすると
憧れの職場です。
まだ、勤めているわけでもないんですけど

当時の仕事探しは、新聞広告欄を見ること
です。グランドキャッスルバイト生募集
みたいな2行?3行?広告を見かけ
即、電話したと思います。

少し自慢になりますけど
競争率の高い中でした。
いつから来れますか
・・・後は覚えてません・・・

山の中から出てきた若者が
いきなり、なーふぁんちゅや
都会人が宿泊するホテルでバイトする
ことになるんです。

大げさ過ぎると思う方もいると思います
けど、分かるかたなら理解して頂けると
思いますけど
ブッシュマンのような環境の変化を
味わったと言っても過言ではありません。



*ブッシュマン内容省略します。

バイト生教育なんて
ありませんでした。
あったかもしれませんけど
これまでの仕事とは、かけ離れた世界です。

ここで事件が起きるんです。
いきなり(そんなタイミング、少しバイトに
慣れた時期だったかもしれません)

金城、朝食時のカウンター対応して
マネージャーから命令が出ました。
えっ
どんなことするんですか?
これがAセット、Bセット、Cセット
たまに、◯◯さんという(偉い方)が
来た際には、5mmのトースト2枚に
フレッシュオレンジを出して
決まっているから

それくらいの指示だったと思います。

事件が起きたのは、それから程なくして
起きました。



真ん中にいる機長さんを除いた感じの光景
をイメージして見てください。
世にも恐ろしい光景です。

そう
TVでしか見たことのない
見かけることがない
嘉手納では、見たことがない
国際通りでも見かけたことがない
こんな制服でカウンターに並んできたんです

皆さんの視点は、逃げ場のない
私に一点集中している状況です。
「窮鼠猫を噛む」
心理状態は、等しいと思います。

ボーイさん
ストロベリーアイスください。
他、私はAセット
私は、Bセット、Cセット
注文に異物が入ってます。

教えられた、マニュアルにない注文品です。
ス、ストロベリーアイス
ですか。
少々お待ちください。

一段高くなったカウンターの上から
眺めることが出来るアイスケースに
ストロベリーアイスが眺められる位置に
座っているCAさんです。



なんだ?ストロベリーアイスとは
・・・当時の自分の心の中の声

ご説明します。
アイス=バニラ、チョコ
他は、軟弱者の表現
高校、他専門学校と男子校にいました。
男女共学の友達がコンバースを履いている
のを見て、はぁ~?
革靴が男の証拠だろ
意味がわかりません。(当時の自分)

その後のCAさんとのやり取りを割愛します。
思い出したくないんです。
そのCAさん、怒って帰っていきました。
という話です。

私の後ろに、、
目に見えるところにあるケースに
しっかりあるんです。ピンクの色をして

申し訳ありません。
置いてませんって
返答したわけですから。。
意味分からなくて帰りますよね(泣)
まだまだ、ありますよ事件

名誉回復のため
追加書き込みさせてください。
約1年半ほどが経過すると
マネージャーから言われたことがあります
そろそろ、社員になることも考えないか?

事件を事件とも思わない
世間知らずの自分です。
時間の経過と共に
その職場もなれるようになり
いろいろ任せられるようになりました。

次回は、不動産業界(注文住宅販売)へ
入社したころの衝撃的な出来事を書きます。

こんなあんなで
現在に至っています。
若い皆さん、諦めずに行うことが大切です。

向いている職業なんて
まだ、やってない段階での話であれば
思い込みにしかならないと思います。
個人的に、、
不動産業向いているなんて思ったことは
ありません。
人から、よく、向いているねと
言われることもありますけど、、

長年、コツコツと続けているだけです。
関係者の方々、家族の力添えがあって
続けられているだけの話です。

   初心わすれるべからず