Blog ブログ

相続時精算課税の申告手続き 

相続時精算課税・・・
なかなか聞かないし、そもそも何なの?
という方のために少しご説明します。

親や祖父母から財産を分けてもらえる場合
生きてるうちに貰うと贈与税が掛かります。
*一定の金額以上

親が亡くなったあとに財産を相続すると
相続税の対象になります。
どっちが税金が安いか?
相続税の方が安いです。


贈与になると税金が高いし
という場合に、字のごとく
相続時に精算する手法
相続時精算課税制度があります。

この方法を利用すると税金が免れる
ということではありません。
相続時に支払います。という方法です。
*詳細は、お調べください。m(_)m

そもそも、相続時に税金を払う必要のない
範囲財産であれば、生前贈与で贈与税を
支払うよりはお得な制度とも言えます。
*制度上のメリットデメリットを個人的に
 当てはめてください。詳しいことは
 税理士さんにご相談ください。

本日は、その制度を利用した相談者さんの
申告手続きに同行しました。
事前に税理士事務所さんで詳細を確認し
申告手続きを行いましたので
スムーズな流れで済ますことが出来ました。

ここでのポイントは、贈与してもらった
軍用地の相続時の明確な金額です。
現金だと明確な金額が分かりやすいですけど
例えば、25,000,000円
*相続時精算課税の範囲内金額

今回の贈与財産は軍用地です。
軍用地だといくらの財産になるか?
(金額換算)税金の対象となる明確な金額を
前もって、はじき出さなければなりません。
相続時に精算するためです。

今回計算例
軍用地固定資産税評価額 × 
公用地倍率(今回 3.5)×
借地権割合( 0.6 )
=相続税評価となる金額

上記計算式によって出した金額を
提出し無事終了することが出来ました。

同行したご夫婦と話すことが
あったんですけど
税知識があるかないかで
こうも変わるのか?(税金支払い金額)

だからよ~
知らないと損ですね。。

相続時精算課税制度を利用した場合
しっかり申告しないと通常の贈与とみなされ
贈与税の対象になります。
制度を利用する人は気をつけましょう。