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賃貸経営って場所によってプランも様々です。 

賃貸経営
(経営)が付いてくるわけですから、ひと昔
前に見かけたアパート建築広告でのキャッチ
コピー「楽々大家さんになりませんか!」
言い換えれば楽々経営者さんになりませんか

アパートを建築した時代が違えば成り立って
いたかもしれませんけど、今では、死語とな
っていると個人的に感じています。

土地活用コンサルで賃貸住宅企画を行う際
スタート時点での調査内容を書込みしたいと
思っています。(ネタ不足で)

①土地公図・土地謄本取得
②用途地域確認(建築上の制限など)
③ライフライン確認(電気・水道・ガス)
④市場データ確認
⑤近隣事情調査(日当たり・風通し・人間)

上記内容が整ったら開始します。

①公図・謄本よりボリュームチエック
②ワンフロアー当たりの最大面積チエック
③上記プラン案をもとに1級建築士へ原案
 をチエックして頂きます。
④原案の調整を繰り返します。

某建築会社さんとの違いを書込みしてみたい
と思っています。これから賃貸アパートや
住宅兼賃貸住宅を考えている方の参考になれ
ばと思っています。

土地活用案にも様々な企画がありますので
どちらが正しいと言うことではありません
予めご了承ください。

ワンフロアー有効活用面積が200㎡
(約60坪)建築出来ると仮定します。
*総面積ではありません。ワンフロアー当た
 りの面積になります。

①案・・・20坪×3室
②案・・・15坪×4室
③案・・・12坪×5室
④案・・・10坪×6室
⑤案・・・8.5坪×7室
⑥案・・・7.5坪×8室

同じワンフロアー60坪でも複数の間取り案
が可能になってくることがあります。駐車場
台数確保や建築上の制限などにより確保室数
が異なってきます。(土地面積等の違いで)

不動産コンサル視点での活用方法と某建築会
社さんとの活用案で選択肢が違う場合があり
ます。その点を書込みしてみたいと思います
正解探しではありません。(正解は無いので

皆さんならどう考えますか。

某建築会社さん談(ワンフロアー2室案)
わが社は①案しかないんです。その方が
入居率が高まることは間違いありません
他社では、やっていない広い賃貸間取りです
から!!(企画商品間取り)

部屋数が増えれば、その分水回り設備が増え
るのでコスト高になりますからね~
広い面積だと、家賃が高く貸せれるんですよ
12万円ですよ~12万円、円!

例証その①
ワンフロアー最大60坪活用の場合
①案活用の場合・最大3室 家賃12万円の
 場合・・ワンフロアー当たり36万円収益
 *部屋坪単価換算(6,000円)
⑥案活用の場合・最大8室 家賃4.5万円
 場合・・ワンフロアー当たり36万円収益
 *部屋坪単価換算(6,000円)

立地条件や駐車場台数等の条件によっては
④案活用の場合・最大6室 家賃7万円の場
 合・・ワンフロアー当たり42万円の収益
 *部屋坪当たり換算(7,000円)

土地活用コンサルの場合には、立地や土地総
面積の違い等によって活用案の選択肢を増や
したりして、柔軟にプラン案を作成していま
す。

上記例証案からすると、1室当たりの床面積
が広ければ広いほど家賃が値上げ出来ると言
うよりも、逆に収益単価は下がっているので
はないか?と感じるプラン案を見かけること
があります。

入居する方にとっては、安い家賃で広い部屋
が理想ですから、長く住んで頂けるに違いあ
りません。

が、しかし
賃貸経営側の視点からすると、アパート建築
会社さんの企画商品を提案するためのキャッ
チセールスであり、土地活用主さんにとって
は、選択肢を狭めることになってはいないの
か?と思ったと言う話でした

*土地面積の違い、活用地域や予算等の違い
 により、詳細を書き込むことは出来ていま
 せん。予めご了承ください。