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冷やかしの語源 

三波春夫が言った「お客様は神様です」の
言葉、本人が言ったことの真意からそれて
使用されるようになり

単なるクレーマーに対しても丁重に対応しな
ければならないのか?世間のいろんな論議を
引き起こしていたと思います。使用される言
葉の意味をよく調べることは大切だと感じる
ことが多いです。

話変わって
「冷やかし客」と言えば、買わないのに見る
だけのお客さんのことによく使われる言葉
です。

字義的には、買わないから冷たい客?
とも取れそうな気がしましたけど・・・
(個人的に)

なぜ、冷やかし客って言うんだろう??
考えたことがありますか。語源をネットで調
べてみたら、江戸時代の吉原遊郭まで、辿り
つきました。

以下ネット引用
買い物もしないで店先を覗くだけのことや店
に入っても買わずに見るだけの事 を「冷や
かし」といいますが、この言葉が出来たのは
江戸時代の吉原遊郭に始まります。


吉原の開業は元和三年三月(1617年)、す
でに公許の遊郭があった京や大坂、駿河な
どに習い、江戸中に散らばっていた私娼が
一か所に集められました。

日本橋葺屋町にあった湿地(今の日本橋
人形町界隈)2丁四方(1丁=約109m
約220m四方)が割り振られ、昼間だけと
いう条件で翌年十一月から営業が開始され
ました。


江戸唯一の公認の遊里になります。

その後、明暦二年(1656年)新吉原(現在の
浅草・千束)に移転になりますが、 そこから
程近い隅田川で紙を漉いていた職人たち(染
物職人とする説もあります)が原料を 水につ
けている間は暇だったことから、遊郭に行っ
て遊女を見て回りできた言葉だと言われてい
ます。

原料を冷やしている時間は遊女と遊ぶだけの
時間もなく、ただ見て回るだけだった訳で
そうとは知らない遊女が声を掛けると、俗に
言う「やり手婆」が 「冷かしてんだよ」と
原料を冷やしていることを遊女に教えたそ
うです。(引用以上)

以前にいた会社や不動産売買現場で見かけた
不動産営業マンの話

モデルルームに来たお客さんを案内している
営業マンが、購入する気がないと判断するや
否や、お客さん~冷やかしで来たんですか?

単刀直入に質問している様子を側で見ていて
冷や冷やすることがありました。
自分には言えないなと思ったと言う話です。

それぞれ違う会社の営業マンです。二人の営
業マンの上から目線でのトークです。
どちらにも共通していたことは、名の通った
不動産会社の営業マンです。

会社の看板で売り上げを伸ばしているわけで
すけど、自分の営業力だと過信している様子
よく見かける場面です。

個人的にも苦労しました・・・
不動産会社勤務の時の営業成績は会社の看板
があっての売り上げです。独立して名も知ら
れていない零細不動産屋~が高額な商品を扱
う不動産を業としてやっていくこと。。
独立してみて初めて自分の力のなさを痛感す
ることが多いです。

冷やかしも来ない路地裏不動産屋~の話
でした。でも、近所のおじさんは、よく訪ね
て来てくれますよ。

今朝も暇だろ~コーヒー飲みに行こうー
よくお誘いがあります。(笑)

すいません、今から那覇、浦添で出稼ぎが
ありますから、丁重にお伝えしました。
では、